第4日目 5月16日(木)
高松 −(うずしお3号)− 徳島 −(むろと1号)− 牟岐 −(各停)− 海部 −(阿佐海岸鉄道)− 甲浦 −(バス)− 室戸岬 −(バス)− 奈判利 −(土佐くろしお鉄道快速)− 高知
室戸岬を散策
スーパーホテル高知(泊)
この日は、高松から徳島経由で室戸岬を散策し、高知までの長旅である。
まずは高松発 8:23 発のうずしお3号で徳島に向かうが、高松駅に早く着いたので史跡高松城跡がある玉藻公園に立ち寄った。この公園は日の出から日没まで開園していて、この日は
朝5時半開園との事。 重い荷物をかついで約30分くらいこの公園を散策した。ここは高松港に入る船を監視する役割も持っていたようである。
高松市立玉藻公園 (史跡高松城跡)の写真
うずしお3号で徳島まで約70分で徳島からは約15分の連絡で牟岐行きの特急むろと1号に接続する。 途中、秘境駅として夏の海水浴シーズンにのみ営業される田井ノ浜駅を
見る事ができた。(この駅は由岐−木岐間にあるが、正式駅ではないので4月号のJR時刻表には乗っていなかった。)牟岐から海部まで各停に乗り換えたが、各停に乗り換えた
約10人はその服装から室戸岬方面に行く旅行者(お遍路さんを含む)のようである。 海部から甲浦(かんのうら)までの3駅は第3セクターの阿佐海岸鉄道となる。
甲浦駅には室戸岬方面駅バスの待合室を兼ねているが、このロッジ風の待合室の内部でツバメが巣を作っており、ツバメが待合室の空間を飛んでいた。 少しばかりのお土産もの
を置いている待合室の管理者がツバメの巣も大事に保護しているようである。
高松から甲浦までの写真
甲浦から室戸岬までは約1時間弱のバスの旅で、バスは国道55号線の美しい海岸線を走る。途中、お遍路さんが国道を歩いているのを良く見かけたが、いったい1日にどのくらい
の距離を歩くのであろうか。 室戸岬のバス停の近くに室戸市観光協会の建物があったので、ここに荷物を預かってもらい、室戸岬周辺を散策した。 海岸沿いの遊歩道を少し散策
した後、室戸岬灯台へ向かって山道を登るがこれが結構きつかったが、灯台からの室戸岬の眺めはとても美しかった。灯台の近くに四国八十八箇所第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)
があり、この日は団体のお遍路さんが参拝していた。 再び海岸まで降りて、散策路を歩く。 途中、弘法大師行水の池、ビショゴ窟、青年大師像、御厨人窟などを見て室戸岬バス停に
戻りバス停付近の展望台に上った。 荷物を引き取るため再び室戸市観光協会に立ち寄った。観光用パンフレットの中に有川浩原作で高知県を題材にした小節「県庁おもてなし課」に
関するものがあったので、観光協会の人に室戸岬でのロケについて話を聞くことができた。
室戸岬の写真
室戸岬での約2時間の散策を楽しんだ後、バスで奈判利(なはり)まで向かう。 途中、バスの室戸営業所付近で、移動販売車に近所のご年配の方が野菜などを買い求めていたのが
印象的であった。 約1時間で土佐くろしお鉄道の奈判利駅に到着し、ここからで列車で高知方面へ向かう。 途中の安芸駅は「県庁おもてなし課」にも出てきて、地場産品を扱う
大きな売店があり道の駅的に利用されているところであるが、今回は割愛した。 奈判利−後免が土佐くろしお鉄道で、「モネの庭号」、「阪神タイガース応援列車」などユニークな
デザインの車両を走らせているが、今回乗車した車両はJR四国の高知駅まで直通運転だったので通常の車両のものであった。
室戸岬から高知までの写真
高知駅に 17:23 到着。 高知駅前には、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎、の3人の像が仲良く並んで立っていて壮観であった。
本日宿泊するスーパーホテル高知にチェックインした後、高知市内を少し散策した。 ひろめ市場からの商店街の光景は、2001年の家族旅行の時からあまり変わっていないように
感じた。
高知市内の写真
旅行記(5日目)
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