第5日目 5月17日(金)
高知 −(南風4号)− 阿波池田 −(むろと1号) − 徳島 −(各停)− 鳴門 −(バス)− 鳴門公園 − 鳴門 −(各停)− 勝瑞 −(うずしお16号)−
徳島 −(いしづち19号)− 丸亀 −(しおかぜ24号)− 岡山 −(のぞみ60号)− 新横浜
鳴門公園と丸亀市内を散策し、帰路につく
いよいよ旅行最終日となったが、本日は徳島線の特急列車に乗るため、ホテルを 6:45 に出て、高知発 7:00 の特急南風4号に乗った。 阿波池田までは1日目と同じ路線で、途中の
大歩危・小歩危の渓谷の眺めを楽しんだ。 阿波池田で、徳島線の特急むろと1号に乗り換えた。徳島線は別名を「よしの川ブルーライン」と呼ばれているように、吉野川と並行して
走っている。 9:47 に徳島駅に到着したが、ちょうど24時間前に徳島駅からこの特急むろと1号に乗って室戸岬の方に向かったので、昨日のこの時間にも徳島駅に居た事はとても
不思議な気がする。
徳島からは各駅停車に乗り換え鳴門へ向かう。 鳴門駅の駅員は女性が2人という構成だった。今までの特急列車も女性の車掌が多く、JR四国では女性を積極的に採用している
ようである。 残念ながらJR鳴門駅にはコインロッカーが無かったので、重い荷物を持って鳴門公園行きのバスに乗り込んだが、鳴門公園バス停前のお土産屋で有料で荷物の一時
預かりをやっていたので、身軽に鳴門公園周辺を散策でき、とても助かった。
高知から鳴門までの写真
最初に言ったのは「渦の道」で、ここは鳴門と淡路島を結ぶ大鳴門橋の橋桁空間に設置された海の上の遊歩道であり、海上45m地点からガラスでできた床を通して海面の渦潮を
見る事ができるは迫力満点であった。 渦の道から少し歩くと千畳敷展望台があり、ここは観光バスで立ち寄れる気軽な展望台なので、観光客も多かった。
この近くから鳴門山展望台への散策路を登る。 鳴門山展望台の方が当然標高が高いので千畳敷展望台より圧倒的に良い眺望であった。
鳴門山展望台から降りる時に道を間違い、長い下りのエスカレーターで降りる事になってしまったが、登りは徒歩で下りはエスカレーターという事は想定していなかったようで、
有料のエスカレーターであったが無料で利用できた。
鳴門公園の写真
鳴門公園から鳴門駅に戻り、徳島駅各停列車に乗り、途中の勝瑞駅で高松行きの特急うずしお16号に乗り換え、高松駅のホームで「連絡線うどん」を食べた。この連絡線うどんは
昔の宇高連絡線の中にあったうどん屋を再現したもので、味も連絡線時代のものを再現しているとの事である。
高松から特急いしづち19号で丸亀へ向かう。途中の宇多津駅で岡山から来る列車を連結したため、丸亀到着が 15:18 となった。 各停の方が所要時間が短いので、高松−丸亀間
に特急を利用する人はいないように思う。
丸亀駅の観光案内センターでパンフレットと情報を入手した結果、レンタサイクルを利用する事とした。 丸亀街道は金比羅への街道で一番賑わったところで、街のあちこちに燈籠
が残っている。 しかし旧街道でゆっくりし過ぎて、丸亀城の天守閣(16:00 まで入場可)に入れなかったのは少し残念であった。 それでも丸亀城から丸亀市街地の眺めはとても
楽しめた。 丸亀城以外にも自転車で丸亀市内の商店街を散策したが、商店街は少しさびれた感じがしあまり活気が無かった。
丸亀市・丸亀城の写真
丸亀から岡山までの特急しおかぜ24号は指定席が完売で自由席も混んでいたが、何とか岡山まで座る事ができた。
岡山からはのぞみ60号に乗り換え、自宅には23時40分に無事到着した。