4日目 3月24日(木)
福山-倉敷(倉敷散策)-相生-姫路(姫路城散策) 姫路(泊)
(4日目の行程。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 赤色が実際に移動した軌跡。)
福山駅で、当初の計画より早めの電車に乗ったので、8時過ぎには倉敷駅に着いた。駅で荷物を預け、約10分ほど歩いて、
倉敷観光のメインである美観地区へと向かう。大原美術館など主なところは9時開館なので、時間までのんびりと倉敷川と
周辺の白壁の建造物を散策する。まだ観光客も少ない時間帯なので、地撮り棒で写真をとったが、どうもうまく行かない。
大原美術館は、西洋近現代の絵画と彫刻が展示されている「本館」、日本の近代洋画から現在活躍している作家たちの作品が展示
されている「分館」、日本民芸運動に関わる作家たちの作品と東アジア古代美術品が展示されている「工芸・東洋館」と3つの
部分にわかれている。OHARAグランプリーといって、美術館スタッフたちの人気投票で上位になった作品の紹介もあり
興味深かった。 大原美術館の建物群から少し離れたところに「児島寅次郎記念館」があり、ここも大原美術館のチケットで
入場することができる。児島寅次郎は大原家当主の大原孫三郎とは生涯親交を持ち、経済的援助を受け続けた。この記念館では
児島寅次郎の作品のほか、古代エジプト・オリエント等の考古美術品が展示されている。
(倉敷散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)
美術館鑑賞が終わる頃には、美観地区には外国人観光客を含んだ多くの観光客が集まっていて、特に外国人観光客には倉敷川を
船で楽しむのが人気のようである。 美観地区の南はずれにある将棋の「大山名人記念館」を見た後、倉敷の古い町並みを
ぶらぶら歩いて行くと、いわゆる観光コースから外れてしまった。 かなり遠回りして再び美観地区にもどり、「児島寅次郎記念館」
のある、倉敷アイビースクエアの建物に入る。ここは宿泊施設を備えレストランやお土産店もあったが、元は代官所があったところ
のようである。 行きと違い、商店街アーケードを通って倉敷駅へと引き返す。
倉敷散策の写真
倉敷からは、電車を2回乗り換えて姫路へと向かう。姫路駅のホームから見える世界文化遺産姫路城はシラサギが羽を広げたような
優美な姿に似ていることから、別名「白鷺城」(はくろじょう)とも呼ばれ、1年前の 2015 年3月に約5年半ぶりの大改修を終え、
白漆喰の白色が鮮やかである。 駅前の大手町通りを15分ほど歩くと入城口となるが、そこからいくつかの門を通り、ようやく
天守の入り口となる。ここで靴を袋に入れて、六階まで登ることとなる。
天守からの展望を楽しんだ後は、天守の周りにある百軒廊に入ったが、ここには千姫ゆかりのものが多く展示されていた。
(姫路散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)
姫路城散策の写真
萩や津和野では家族向けのお土産を買えなかったので、姫路で買うことにしたが、1件のお店で全て買えなかったので、いろいろな
お店で買ったものを近くのヤマト運輸の営業所に持ち込んで、宅配便で送ってもらうことにした。箱代200円は必要であるが、
複数のお店で購入でき、しかも姫路では18時まで持ち込むと翌日には自宅(東京)に着くので非常に便利であった。
旅行記(5日目)
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