2日目 9月4日(水)青春18キップ
西条-岩国-新山口-宇部新川-小野田-下関(散策)-防府(泊)
(2日目の行程。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。
青色が実際に移動した軌跡。)
この日のメインは、下関市内観光、特に今年 2024 年11月から運休に入る火の山ロープウェイに乗車するを予定
していたが、このロープウェイは火曜日と水曜日が運休である事がわかったので、当初の予定より下関を1時間
遅れで到着し、その代わり新山口から小野田まではJR宇部線とJR小野田線を通る迂回ルートに変更した。
まずは、西条を 7:40 発の岩国行き電車に乗車する。この時間帯は通勤・通学のラッシュだったので結構混雑
していた。広島を過ぎて宮島口駅付近からは改修された厳島神社の大鳥居を一瞬見る事ができたが、残念ながら
写真を撮る事ができなかった。岩国で約30分の接続で下関行きの電車に乗り換える。岩国から新山口までは
瀬戸内海の車窓が美しい区間である。新山口には 11:42 の到着。ここからJR宇部線の 12:02 発の電車に乗り
換える。この路線内では宇部新川駅が比較的大きな駅となっている。また、宇部新川から4つ手前の横江駅は
山口宇部空港から1kmも離れていないところにあるが、車内には空港利用者の姿は無かった。
西条(東広島)-下関間の写真
宇部新川で約10分の接続で小野田行きの電車に乗り換える。途中の雀田(すずめだ)は1日3本しかない
長門本山行き電車の乗り換え駅で、実際2017年3月には長門本山駅まで行った事がある。なぜ1日3本しかない
路線が電化されているのか、今でもその理由は不明である。雀田からはJR小野田線に入るが、小野田セメント
という名が聞き覚えがあるように、この路線は工場が多いように感じられた。小野田駅には3分程遅れて到着
したが、山陽本線の電車が接続してくれたので、下関には 14:19 に到着。
下関市内散策では、下関駅周辺と海峡ゆめタワーに行く事にした。まず、御旅所(おたびしょ)へと向かう。
ここは、壇ノ浦の戦いで命を失った安徳天皇のご遺体が引き上げられた際ひとまず安置された場所、と言われて
いるところである。下関駅から歩いて下関漁港を通り、15分ほど歩くと到着した。赤い鳥居と石碑があったが
それ以上内部には立ち入る事はできなかった。再び下関駅方面に引き返し、次は海峡ゆめタワー(海峡メッセ
下関)へと向かう。下関駅前の結婚式場である「ノートルダム下関」は大聖堂で挙式ができるところであるが
外観も美しい建物である。下関駅から徒歩10分ほどで天空をめざしそびえる全長153mの「海峡ゆめタワー」に
到着。ここは平成8年(1996年)7月に関門海峡のランドマークとして誕生し、展望室からは瀬戸内海、関門海峡、
巌流島など360度の雄大なパノラマが楽しめる。巌流島は、宮本武蔵と佐々木小次郎が男を懸けて戦った地と
して知られており、連絡船で約10分で行く事ができる、との事。機会があれば是非行って見たいところである。
展望室からは、市場のある唐戸や明日行く予定の火の山も見え、絶景を十分に楽しんだ。
(下関駅周辺の散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)
下関 16:40 の電車で、今夜の宿泊地である防府(ほうふ)へと引き返す。防府に 18:17 に到着。今夜も
昨日と同じ系列ホテルの「ホテルルートイン防府」に宿泊した。夕食はこのホテルのレストランを利用したが
1時間限定のアルコールを含むドリンク飲み放題もあり、楽しい時間を過ごせた。
下関市内の写真
旅行記(3日目)
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