第5日目 9月6日(木)
岡山−播州赤穂(赤穂市散策)−姫路−米原−大垣−豊橋−浜松−沼津−熱海−小田原−(小田急線)町田
今日は、赤穂市の散策を約1時間半ほど行い、その後はひたすら自宅を目指して電車の乗り続ける、という予定である。
昨日のうちに瀬戸大橋線の往復を済ませたので、今朝はゆっくりホテルで朝食バイキングを済ませた後に、岡山発 8:30 発の赤穂線、
播州赤穂行きの電車に乗る。赤穂線は電化されているものの単線区間なので1時間以上かかって播州赤穂着が 9:28 であった。
荷物をコインロッカーに預け、約1時間半赤穂市を散策した。
赤穂市はなんと言っても赤穂浪士のイメージが強く、大石内蔵助良雄と四十七義士を主祭神として創建された大石神社と赤穂城址が散策の
メインになる。 赤穂城址では、間取りの説明案内札があったことと、天守台からの赤穂市の風景が印象に残った。
赤穂市の写真
播州赤穂発 11:08 の電車に乗り、姫路で 11:57 発の米原行きの新快速電車に乗り換える。JR西日本の長距離の新快速電車のおかげで
姫路を正午に出発すれば、快速と各駅だけで、その日のうちの自宅(東京都町田市)に着くのは、本当にJR西日本の新快速のおかげ
である。 米原からはJR東海に管轄が移るが、米原から熱海まではほとんど快速が走っておらず、特に豊橋からはロングシートの
各停になるので、この区間は本当に居心地が悪い。JR東海は東海道新幹線に乗ってもらう事を期待して在来線を手抜きしているよう
だが、もっと青春18キップ客を大事にしてもよいのではないか。
居心地の悪いまま何とか沼津まで乗り、御殿場線に乗り換えようと思っていたところ、今度は大雨のため御殿場−松田間が大雨で不通
との事であった。今回の旅行で列車の不通や足止めはこれで4回目で、悪い事は重なるものである。
仕方なく熱海まで行った。 熱海からはJR東日本の管轄になるので、電車の車両数も多くなりゆっくり座る事ができた。
途中、外国人が「この電車は小田原へ行くのか」と学生風の乗客に訊いていたが、ちゃんと答えられなかったので、仕方なく私が
対応した。その外国人は御殿場の米軍基地から自宅の八王子に帰るところだったが、御殿場線の御殿場−松田間が不通のため、沼津に
出て小田原から小田急で町田まで行く予定だった、との事。 結局、この外国人と町田まで一緒に雑談しながら帰る事になったが、
会社時代に海外出張で国際会議に出席した経験があったため、外国人の話をすることがあまり苦にならなくなっていたのは、この場面
では良かった。
町田駅で彼と別れて自宅に22時過ぎに着いた。 5日間で快速と各停だけで下関まで行けたので、青春18キップはかなり有効利用
できたと思う。