1日目 11月26日(土)
 玉川学園前発-新宿-東京-新宿-南小谷-松本-長野-上野-自宅



  (1日目の行程。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 
    青色が実際に移動した軌跡。 ただし、帰りの松本-自宅間はログ取得失敗)

 この日は、久しぶりに中央本線の「特急あずさ」に乗車し、帰りは長野から
 北陸新幹線で東京方面に戻る、という日帰り旅である。
 特急あずさ号は、ほとんどが新宿-松本間を走っているが、新宿 8:00 発の
 「あずさ5号」だけは松本から先の大糸線に乗り入れて南小谷まで走行して
 いるので、この列車に乗車する事にした。少し早めに自宅を出て一度東京駅
 まで行き、朝6時頃から営業の全国各地の駅弁を販売しているお店に立ち寄
 って新宿には朝8時少し前に到着し、8時ちょうどに出発する「あずさ5号」
 に乗車する。
 昔、兄弟デュオの狩人が歌って大ヒットした「あずさ2号」という曲があり、

 「明日(あした)私は旅に出ますあなたの知らない人と二人でいつかあなたと
  行くはずだった春まだ浅い信濃路へ(途中省略)8時ちょうどのあずさ2号
  で私は私はあなたから旅立ちます」

 という歌詞であるが、この曲は 1977 年3月に発表されたものである。
 その後、列車番号の付け方が変更になり、新宿から信濃路(松本)方面の
 下り列車は奇数番号となったため、今回は私は「8時ちょうどのあずさ5号
 で信濃路へ」というわけである。

 特急あずさ5号は松本までの停車駅が少なく、新宿-立川-八王子-甲府-
 小淵沢-茅野-上諏訪-岡谷-塩尻-松本と停車し、松本まで 225.1km を
 2時間37分の所要時間で快走した。 途中、列車から一瞬富士山の雄姿を見る
 事ができたが、残念ながらカメラで撮る事ができなかった。
 松本で大多数の乗客が下車し、列車は大糸線に入って行くが、ここからは
 単線区間になるので、スピードがかなり落ちてしまう。松本を出発した後、
 豊科、穂高、信濃大町、白馬に停車し、終点の南小谷には 11:59 に到着
 したが、信濃大町を過ぎてから、仁科(にしな)三湖と呼ばれている、
 木崎湖、中綱湖、青木湖を見る事ができる。
 大糸線は南小谷から先の糸魚川まで続いているが、ここからはJR西日本の
 管轄となり、今回の大人の休日倶楽部パスの範囲外になるので、今回は
 南小谷 12:03 発の各停電車で松本に引き返す事にした。この各停電車は
 ロングシートで所要時間が約2時間もかかるため、ひたすら我慢の時間帯
 であった。

  1日目の行程の写真

 松本に 14:02 と到着のところが約3分程遅れ、14:05 発の長野行きの
 「特急しなの11号」に乗り遅れたかと思ったが、こちらも約5分程
 遅れていたので、何とか乗車することができた。
 松本-篠ノ井間の篠ノ井線で有名なのは姨捨(おばすて)駅付近からの
 約2000枚近い水田が織りなす美しい棚田の景観が絶景で、ここは
 「日本三大車窓」に数えられる。車内放送でも説明があった。
 長野には 14:56 の到着。長野からは 15:21 発「はくたか566号」に
 乗り、上野に 16:46 の到着。 この日は秋葉原に立ち寄って、自宅には
 早い到着となった。


   旅行記(2日目)

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