1日目(6月24日)
 町田 - 東京 - 新花巻 - 釜石 -(三陸鉄道)- 宮古 -(三陸鉄道)- 久慈 - 八戸 - 新函館北斗 - 札幌(泊)

 今回も自宅の最寄り駅である玉川学園前駅の始発電車に乗ってまずは新宿へと向かう。ただし、今回は途中で今年3月に復旧した三陸鉄道
 (旧JR山田線)の釜石-宮古間を乗車するため、いつもの東京発 6:32 の新函館北斗行き「はやぶさ1号」ではなく、東京発 6:04 盛岡
 行きの「やまびこ41号」に乗車した。 始発の東京から乗車するので特に座席指定は予約しないで、自由席に乗車した。
 ちょうど通勤時間帯にさしかかるためか、大宮から仙台までの間は自由席を利用する通勤客で満席となり結構混雑していた。
 「やまびこ41号」は仙台には「はやぶさ1号」より先に着くが、仙台から盛岡まで各駅に停車するので、仙台~盛岡間で「はやぶさ1号」
 に抜かれてしまう。 新花巻に 9:07 に到着。




  (JRと三陸鉄道を使った花巻-釜石-宮古-久慈-八戸間の鉄道旅。 GPSロガーを使って、ログデータから
   実際に移動した場所を表示。 青色が実際に移動した軌跡。)


 この新花巻駅には 2015 年6月に東北旅行をした時に「宮沢賢治記念館」へ行くために立ち寄った事があり、同記念館へ行きはタクシー
 帰りは徒歩で引き返した。 当時(4年前)と比べ新花巻駅周辺はあまり変わっていなかったが、駅前にある「山猫軒駅前店」という
 レストラン(「宮沢賢治記念館」の前にある「山猫軒」のチェーン店は当時は無かったと記憶している。

 新花巻からは、新花巻 9:22 発のJR釜石線の「快速 はまゆり1号」に乗り換え釜石へと向かう。この快速列車には座席指定車も連結されて
 おり、2016 年6月の東北旅行で遠野を散策した時にも乗車した事がある。 今回も事前に座席指定券を確保していたのでゆっくり座る事が
 できた。 釜石には 10:50 に到着。

 釜石で8分の連絡で、今年(2019年)3月に復旧したばかりの旧JR山田線(現三陸鉄道)宮古行き列車に乗り換える。
 もともと、JR山田線は盛岡-宮古-釜石間を結ぶローカル線で、宮古と釜石の間にある「陸中山田駅」のある山田町を通る線という事で
 「山田線」と名付けられたようだが、現在は盛岡-宮古が(山田町を通らないが)JR山田線で、宮古-釜石間は三陸鉄道リアス線の一部と
 なっている。
 三陸鉄道の釜石-宮古間は旧JR線と踏襲しているが、2011年の大震災での津波被害の影響で、一部は高台に移動しており、また三陸鉄道
 に営業譲渡後にいくつかの新駅も新設された。 釜石から2つ目の鵜住居(うのすまい)駅の近くで、今年(2019年)のラグビーワールド
 カップで使われる、「釜石鵜住居復興スタジアム」が見えたが、まだ完成していないようで、大会までには間に合うと思うが少し気になる
 ところである。 釜石-宮古を約1時間半かかって宮古には 12:24 の到着。

    自宅~宮古間の写真

 宮古で50分ほどの待ち合わせ時間があったので、軽く昼食をとって、宮古 13:15 発の久慈行き列車に乗車する。
 実は、宮古から先の、宮古-久慈-八戸というルートは 2014年10月に乗車した区間である。しかし、その時に比べて今回は乗客が大幅に
 増えていた。大人の休日倶楽部パスで三陸鉄道も乗車できる事が周知された事と、釜石-宮古間が復旧した事が原因のように思われる。
 宮古-久慈間の三陸鉄道区間では、田野畑駅近くにある三陸鉄道の車両と同じ塗装の平井賀川の水門も当時と同じ状態であった。
 
 宮古から約1時間半で終点の久慈駅に 14:54 に到着し、ここからJR八戸線に乗り換える。 しかし、久慈 15:00 発の八戸行きの列車は
 すでに混雑して、結局約2時間近く立ち放しであった。しかも前回同様に途中の鮫駅からは多くの高校生が乗り込んできて社内は満員状態
 になり、列車が遅れて八戸駅に到着したので、新幹線に乗り遅れないかと少し心配した。

    宮古~新函館北斗間の写真

 八戸 16:52 到着予定が多少遅れたが、何とか八戸 17:05 発の「はやぶさ25号」に間に合って、新函館北斗 18:28 到着。
 新函館北斗 19:10 発の「スーパー北斗21号」に乗り換え、札幌には 22:33 という遅い到着となった。
 今回の札幌での宿泊は、朝早い列車に乗る予定だったので、いつものルートインホテル系列ではなく、JRイン札幌南口に連泊した。


   旅行記(2日目)

  大人の休日倶楽部パスによる三陸鉄道と北海道(余市・札幌・サロマ湖・朱鞠内湖など)旅行記 TOPにもどる