1日目 10月13日(火)
 自宅(町田)- 八王子 - 高尾 - 上諏訪 - 豊橋 - 名古屋(泊)




  (第1日目の行程   GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 赤色が実際に移動した軌跡。)


 この日のポイントは、高尾始発 6:14 の松本行きの電車に乗ることである。それは、中央本線の上諏訪が始発の 9:17 発の飯田線直通の豊橋行き電車
 に乗るためである。
 自宅から徒歩圏内の小田急玉川学園前駅 5:17 発の下り始発電車に乗れば 6:13 に高尾駅に到着するが、1分の接続時間だと不安だったので、町田駅まで
 自動車で送ってもらい、町田発 4:56 八王子行きの電車に乗る事にした。
 結果的には高尾駅では乗り換えの際、階段を渡らずに乗り換えできるように接続されていたので、次回からは小田急玉川学園前から乗車できる事が
 わかった。 高尾発松本行きの普通電車は、途中、大月や甲府などで通勤/通学客が乗り込み、それなりに混雑していた。
 上諏訪着 8:55 で、駅のホームには足湯があった。だたまだ営業時間前なのか、お客は誰もいなかった。

 上諏訪 9:17 発の電車は、途中の辰野から飯田線に入り、何と約7時間近くかけて 16:16 に豊橋に着く、という長距離電車である。
 日没前の貴重な直通電車であるが、天竜峡駅の停車時間が短くてこの駅に下車できないのが難点である。
 飯田線は、全長 195.7 km中に起終点を含めて実に94の駅があり、それらの平均駅間距離は約2.1kmと大都市の市街地路線並みである事が特徴である。
 元々あった4社の私鉄路線を統合したものであるが、沿線集落ごとに駅が設けられていたのを踏襲したため、このように駅間距離が短いとの事である。
 電車は上諏訪駅を出発すると、まもなく諏訪湖が見えて来た。 岡谷で、入社間もないと思われる若い会社員が6人ほど乗り込んで来たが、車窓は
 楽しまずひたすら雑談をしていたが、飯田線とビジネスとがいまいち私の頭の中では結びつかない。

 辰野から飯田線に入ると確かに駅間の間隔が短く全ての駅に停車するので、確かに距離の割には時間がかかる。 飯田線の主要駅である伊那市、駒ヶ根
 を通り 12:17 に飯田駅に到着。ここで若い会社員の一行が下車した。
 飯田から30分ほどで天竜峡駅に着いたが停車時間が2分しかなく、残念ながら今回はこの駅で下車できなかった。

 天竜峡を過ぎると、飯田線は天竜川とほぼ並行して走るため、天竜川の車窓を楽しむことができる。途中、平岡ダムの近くの平岡駅やテレビの旅番組
 でも紹介された秘境駅の小和田駅など魅力的な駅を通り 14:17 に中部天竜駅に到着。9分の停車時間があったので下車した。
 更に1時間ほど乗車して本長篠(ほんながしろ)駅着が 15:05 で、ここでも7分の停車時間だったので下車した。
 本長篠駅、新城(しんしろ)駅、豊川(とよかわ)駅の各駅から豊橋行きの始発電車も運行されており、だんだんと豊橋市のベッドダウンのような
 様相になってきた。 豊橋に 16:16 着で、上諏訪から約7時間、同じ電車に乗り続けていた事になる。

   1日目の写真(自宅から名古屋まで)

 豊橋から、新快速に乗り換え名古屋へと向かう。約1時間で名古屋に到着。 明日は名鉄(名古屋鉄道)で犬山観光をするので、事前に名鉄の
 「犬山城下町きっぷ」という割引キップを購入した。このキップは名古屋-犬山間の往復乗車券+犬山城入場券+名鉄クーポンが付いたお得な
 キップである。名鉄クーポンは、対象のお店のうちの3店でいろいろな特典が受けられるものである。



                      
名古屋鉄道が発売している 「犬山城下町きっぷ」



 今夜の宿泊場所は、名古屋駅から徒歩圏内(徒歩20分)のビジネスホテルであるが、名古屋の繁華街である栄(さかえ)にも徒歩圏内なので、
 チェックイン後、ホテルから栄まで夜の街の散策をし、栄で名古屋名物の「みそかつ」を食べた。





  (名古屋市内散策 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)


   旅行記(2日目)

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