「旅名人の九州満喫きっぷ」と「ハロー!自由時間パス」の2つのフリーキップを活用した九州の鉄道旅は、当初2021年1月に実施する
予定であったが、コロナ禍の状況で2回計画を延期して、ファイザー製ワクチンを2回接種した後の2021年6月13日~19日にやっと
実現する事ができた。最初の計画時は阪急交通社の1泊6日の個人旅行プラン(阪急交通社は往復のフライトと1泊分のホテルのみ確保)で
あったが、これは冬季限定の商品だったので、今回はフライトを含め全て計画を見直した。 ちなみに「旅名人の九州満喫きっぷ」は、3日間
(ただし連続でなくても良い)JR九州線とほとんどの九州内の私鉄が乗り放題のキップであるがJR線は特急列車(九州新幹線を含む)には
乗車できない。一方「ハロー!自由時間パス」は、60才以上男性(女性は50才以上)を対象とする会費無料の「ハロー!自由時間クラブ」に
入会すれば購入できる、JR九州線の特急列車(九州新幹線を含む)が連続3日間乗り放題のキップである。
(ただし私鉄は対象外。また九州新幹線の「みずほ」号は乗車できない。キップは事前購入が必要で乗車当日は購入不可。)

これらの2つのキップとレンタカーを使い、最終的には以下のような行程となった。

1日目  飛行機で羽田-福岡を移動後、上記2つのキップを博多駅で購入後、筑豊電鉄と平成筑豊鉄道の私鉄線に乗り鉄し、JR日豊本線の
 6/13  佐伯駅前で宿泊する。途中、田川市石炭・歴史博物館 (田川市石炭記念公園内)などを散策する。
      なお、1日目と2日目は「旅名人の九州満喫きっぷ」を使用。

2日目  佐伯から日豊本線を下り、途中、美々津の古い町並みを散策後、宮崎空港まで行った後、JR志布志線で終点の志布志まで行き、
 6/14  ここから路線バスをJR国分駅入口まで利用して、JR国分駅からは再び日豊本線でJR鹿児島中央駅まで向かう。
     志布志では鉄道記念公園を散策する。

3日目  この日から3日間は「ハロー!自由時間パス」でJR九州内の優等列車の乗り鉄を楽しむ。
 6/15  この日は、鹿児島中央-宮崎-大分-小倉と日豊本線の特急列車を乗り継ぎ、小倉-博多間も特急列車を利用し、博多からは
     九州新幹線で再び鹿児島中央駅に戻る、という優等列車による九州一周の乗り鉄。
     (なお、小倉-博多間は、JR西日本が管轄する山陽新幹線となっているので、この区間は乗車できない。)

4日目  午後2時頃まで鹿児島市内の散策を行った後、鹿児島中央-熊本間を九州新幹線で移動した後、熊本からは昨年(2020年)8月に
 6/16  全線開通した豊肥本線の「九州横断特急」で今夜の宿泊地である三重町へと向かう。

5日目  午前中に豊後竹田まで戻り、竹田市内を散策する。 午後からは、大分-鳥栖間の久大本線、鳥栖-諫早間の長崎本線の特急に乗車し、
 6/17  諫早-早岐間の大村線の快速に乗車後、早岐-博多間は再び特急列車に乗車し、博多で宿泊。

6日目  この日は「旅名人の九州満喫きっぷ」の3日目を利用して、JR九州内の未乗車区間の日田彦山線の田川後藤寺-添田、添田-夜明
 6/18  (この区間は代行バス)、筑豊本線の原田-桂川間を乗り鉄すると共に、私鉄では甘木鉄道、西鉄甘木線、北九州モノレール線を
     乗車し、日豊本線の中津駅へと向かう。

7日目  中津駅-大分空港間のレンタカーを借用し、耶馬溪(青ノ洞門、羅漢寺、一目八景)、豊後高田、国東半島(富貴寺、両子寺)を
 6/19  散策し、大分空港から羽田へ移動する。



             (今回使用したキップ類)



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