2021年10月にJR西日本は「どこでもきっぷ」という、JR西日本の全線エリアが乗り放題で山陽新幹線や特急列車も
利用できる3日間有効の企画キップを発売した。このキップは新幹線や特急列車の普通車指定席が6回までご利用
でき、かつ山陽新幹線の新大阪-博多間では「のぞみ」号や「みずほ」号も利用でき、価格は 22000円となっている。
2021年6月に利用したJR九州から発売されている「ハロー自由時間クラブ」パスでは、九州新幹線内(博多-鹿児島
中央間)では「のぞみ」号や「みずほ」号は利用できず、また訪日外国人旅行者向けに発売しているJRパスでも同様
なので、「のぞみ」号や「みずほ」号が利用できるフリーキップは私が知る限りでは初めてのように思える。
このJR西日本の「どこでもきっぷ」は2021年4月に発売する予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大のため
販売中止となり2021年10月に再発売となったものである。 このキップの大きな特徴は「利用開始日の1カ月前の
10時から7日前まで発売」という点と、「JR西日本エリアの券売機以外では引き換え不可」という点であるが、
後者に関しては首都圏からJR西日本の e5489 システムでクレジットカードで申し込み/支払ができ、その際に
前述の指定席の予約も可能で、利用当日にJR西日本エリアの券売機で入手可能なので全く問題無い。
今回は2021年12月14日~12月16日の3日間の利用としたが、この期間は青春18キップが利用可能なので首都圏
から関西へ青春18キップを使う事によって旅費を安価に安くする事ができ、ラッキーであった。

今までJR西日本エリアでは、青春18キップや秋の乗り放題を使った快速/普通列車の旅が中心だったので、
今回は以下のような目的で計画を立てた。

 <乗り鉄>
 (1) 山陽新幹線の広島-博多間と北陸新幹線の金沢-上越妙高間は未乗車区間なので、乗車する。
 (2) JR山口線(新山口-益田)、JR山陰本線(益田-米子)、JR伯備線(米子-岡山)の特急列車に乗車する。
 (3) 新大阪-金沢間の特急サンダーバードに乗車する。
 (4) 岡山-鳥取間は智頭急行線経由の特急いなばに乗車する。

 <観光>
 ・行きに木曽三川公園に立ち寄る。
 ・博多駅近くの住吉神社を散策する。
 ・益田市内を散策する。(医光寺などを見学)
 ・兵庫県の湯村温泉と出石を散策する。
 ・敦賀周辺を散策する。 → これは雪のために断念し、代わりに豊橋付近(豊川稲荷等)を散策した。

最終的に、以下のような行程となった。

1日目  12月13日(月) 青春18キップを使用
 玉川学園前-海老名-茅ヶ崎-三島-静岡-浜松-名古屋-桑名-石津-木曽三川公園-石津-大垣-米原-大阪(泊)

2日目  12月14日(火) JR西 どこでもきっぷ
 新大阪-博多(住吉神社散策)-新山口-益田(散策)-出雲市(泊)

3日目  12月15日(水) JR西 どこでもきっぷ
 出雲市-岡山-新大阪-金沢-上越妙高-金沢-新大阪-岡山(泊)

4日目  12月16日(木) JR西 どこでもきっぷ
 岡山-鳥取-浜坂-湯村温泉(散策)-浜坂-豊岡-出石(散策)-江原-福知山-京都-敦賀(泊)

5日目  12月17日(金) 青春18キップを使用
 敦賀-長浜-米原-大垣-大府-武豊-大府-豊橋-豊川(散策)-豊橋-浜松-静岡-熱海-横浜-町田



         (今回使用した「どこでもきっぷ」と座席指定券)



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