6日目 9月8日(日)青春18キップ
西舞鶴-綾部-園部-京都-奈良-柳本-(山辺の道 散策)-三輪-奈良(散策)-京都-米原-豊橋-浜松-新横浜-町田-玉川学園前
(6日目の行程。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。
青色が実際に移動した軌跡。)
この日は、西舞鶴から京都経由で奈良に行き、奈良公園の鹿を見て、在来線の快速/各停
で自宅に戻る予定であったが、浜松-新横浜間は東海道新幹線を使う事で、奈良での
滞在時間を長くし、その時間で山辺の道を散策するように予定変更した。
西舞鶴 7:29 発の電車で綾部まで行き、綾部から園部行きの電車に乗り換えて園部で
京都行きの快速電車に乗り換え、京都には 9:39 に到着した。この日は日曜日のためか
西舞鶴、綾部、園部のどの駅にも駅員が不在で、青春18キップの入場スタンプを押して
もらったのは京都駅であった。京都 10:07 発の快速電車(みやこ路快速)で奈良へと
向かう。京都-奈良間は近鉄電車の方が距離は短く運賃も安いが、外国人観光客は
「JR線乗り放題のジャパンレールパス」を所有しているためか不明であるが、
この電車には結構外国人旅行者が多いように感じた。京都-奈良間のJR奈良線は
まだ途中の城陽駅から先は一部単線区間が残っているので、これ以上は列車の本数を
できないような感じであった。奈良には 10:51 の到着。奈良駅構内のコインロッカー
に荷物を預け、奈良発 10:56 のJR桜井線の電車に乗り換えて柳本には 11:21 に到着。
(山辺の道の散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)
柳本駅は、天理-桜井間の山辺の道のちょうど中間にある長岳寺の最寄り駅である。
徒歩で 25 分程で長岳寺の山門に到着。長岳寺は、奈良県天理市にある高野山真言宗の
寺院で本尊は阿弥陀如来。関西花の寺二十五霊場第19番札所となっている。拝観料を
払い阿弥陀如来のほか、本堂、旧地蔵堂、鐘堂、大師像などを見た。昔に来た時は
ここでソーメンを食べた記憶があるが、今は営業していないとのこと。しかし、
「食券は受付でお求め下さい」という案内板が残っていた。
山辺の道の写真
長岳寺から大神神社を目指して山辺の道を歩く。しかしこのコースは途中に車道も
多く、あまり良いハイキングコースとは言えないような気がする。9月上旬でまだ
暑いためか、ハイキングをしている人は少なかった。ハイキングコース内は野菜等の
無人販売所があったのは昔と変わっていなかった。桧原神社の近くにお休み処があった
ので、今回はここでソーメンを食べた。ところどころ道に迷いながら何とか大神神社に
到着した。柳本駅を出発して3時間ほど歩いたことになる。さすがに大神神社境内には
多くの参拝者で少し混雑していた。大神神社には本殿がなく、三ツ鳥居を通し三輪山を
拝するという原初の神祀りの様を伝える日本最古の神社のひとつとなっている。
今回ビックリしたのは、自動車専用のお祓い所があったことで、確か昔は無かったと
記憶している。日本最古の神社が、このような新しい発想をしているのには感心した。
大神神社の最寄り駅で、三輪そうめんで有名なJR三輪駅発 14:40 の電車で奈良へ
向かい奈良には 15:05 の到着。早速路線バスで奈良公園方面に向かう。奈良公園の
シンボルである興福寺の五重塔は修復中でその姿は見ることはできない。このあたり
から猿沢の池まで歩いてみたが、鹿の姿が見かけなかったので、少し歩いて東大寺の
方まで足をのばすと、沢山の鹿がいました。外国人観光客が鹿せんべいを与えて鹿と
戯れている姿を見ると、本当にここは平和な場所だと痛感した。
(奈良市内の散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)
奈良市内の写真
奈良 16:37 発の快速電車で京都に向かい、京都から米原行きの新快速電車に乗り換え
たが、この電車は混んでいて近江八幡当たりまでは座れなかった。確かに米原行きの
新快速は始発の姫路から乗車する事が多かったので、今まではあまり座れなかった
記憶はない。米原からは 18:46 の豊橋行きの新快速に乗り換えたが、こちらは
米原始発なので、座る事ができた。約2時間で豊橋に到着したが、この日はイベント
があったため新快速電車は途中の三河大塚駅に臨時停車した。このイベントの影響か
豊橋で乗り換えた浜松行きの電車は混雑して、結局浜松-豊橋間の約35分間は
立ちっぱなしであった。浜松 22:07 発の東海道新幹線の「ひかり668号」に乗車
したが、約1時間で新横浜に到着。改めて新幹線の便利さを痛感した。
新横浜でJR横浜線に乗り換え町田で小田急線に乗り換え、自宅に着いた頃には
日付が変わっていた。
青春18キップによる山陰及び奈良旅行記TOPにもどる