6日目 12月16日(土)
 片原町-(琴平電鉄)-栗林公園-(栗林公園散策)-栗林公園北口-高松-丸亀(丸亀城散策)-児島-茶屋町-宇野-茶屋町-岡山-相生-姫路-米原-豊橋-浜松-新横浜-町田



 (6日目の行程。 姫路-町田間は省略。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 青色が実際に移動した軌跡。)


 連続3日間有効の「アクティブ55四国フリーキップ」は昨日で期限が切れたので、この日はまた青春18キップによる旅にもどる。
 まず最初は高松観光の定番である栗林公園に行くため、宿泊地から近い琴平電鉄(ことでん)の片原町 7:32 発の電車に乗り栗林公園駅で下車する。
 栗林公園駅から徒歩10分程で栗林公園のメインゲートである東門に着く。栗林公園は高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成し、
 江戸初期の回遊式庭園としてすぐれた地割り石組みを有している。 今回は約1時間半ほどの時間があったので、パンフレットに記載されている「南庭回遊コース」
 という所要時間が約60分のコースを散策した。12月の栗林公園は朝7時から開園しており、朝8時台の時間帯にはそれなりの人が来ていた。
 最後に北庭の一部を見た後、帰りは北門から出てJR栗林公園北口 9:03 の列車で高松方面へと向かう。



   (栗林公園の散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)


   栗林公園の写真

 次の目的地である丸亀城に行くため高松発 9:14 の各停電車に乗車し、丸亀には 9:59 到着。 地図を入手しようと丸亀駅前の観光案内に立ち寄ると、丸亀城天守の
 入場料が半額(200円→100円)となる券を含む「丸亀おもてなしクーポン券」を入手できた。
 丸亀城は2013年5月の四国旅行の時にも立ち寄ったが、この時は天守閣の開場時間が過ぎていたため今回は天守だけを見ることにした。
 丸亀駅から丸亀城の大手二の門までは徒歩10分で行くことができるが、そこから天守までは急な上り坂で徒歩10分以上かかる。
 現存12天守の1つである丸亀城は慶長7年(1602)に完成し、内堀から天守にかけて積み重ねられた石垣は、”扇の勾配”と呼ばれる特長的で見事な曲線を描いて
 おり、この白亜の三層三階の木造天守は国指定重要文化財に指定されている。天守からは瀬戸内海や瀬戸大橋の眺望を楽しむことができる。



   (丸亀市内の散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)

 急いで丸亀駅まで引き返し、丸亀発 11:13 の各停電車に乗り、児島方面へと向かう。児島で快速電車に乗り換え茶屋町で下車。茶屋町から宇野行き電車に乗り換える。
 瀬戸大橋ができる前は、高松-宇野間の宇高連絡線、宇野からは宇野-茶屋町-岡山が本州と四国を結ぶメインルートであったが、今は茶屋町-宇野間は日中は1時間に
 1本しかなく電子乗車券も使えない完全なローカル線となってしまったが、宇野駅前は予想外に整備されていた。また、岡山-宇野間に全車グリーン車の季節観光列車
 である「ラ・マルせとうち号」が走っているが、この日はちょうど宇野駅構内でこの観光列車の撮影が行われていた。 宇野駅の駅舎とこの観光列車のデザインも同期
 しているようである。

   丸亀-宇野の写真

 折り返し電車で宇野から茶屋町へもどり茶屋町からは岡山行きに乗り換える。 岡山 14:12 の各停電車で帰路に向かい、途中相生で姫路行き、姫路からは新快速電車
 で米原行き、米原からも新快速電車で豊橋行きに乗り、豊橋で浜松行きの各停(車両は特急用のものであった)に乗り換え、浜松には 21:31 に到着。
 今回はジパング倶楽部で3割引のキップが購入できるので、浜松からは新幹線(ひかり538号)で新横浜まで利用し、新横浜からは横浜線で町田まで行くルートとした。
 今までは浜松-小田原を新幹線利用で小田原からは小田急利用のコースを使っていたが、新横浜まで新幹線を使うことにより約30分ほど早く自宅に着くことができた。


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