5日目 6月30日(日)
 岩見沢-札幌(散策&お土産購入)-新函館北斗-東京-新宿-玉川学園前




  (5日目の行程。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 
    青色が実際に移動した軌跡。 ただし、新函館北斗-東京間は省略)

 この日は、午前中に札幌市内散策した後お土産を購入して、午後の特急列車で帰路に向かうという
 コースである。
 今回は、1972年の札幌オリンピックでジャンプ競技場として使われた大倉山と宮の森の2つのジャンプ
 競技場を散策する事とした。岩見沢 7:48 の特急電車で札幌へと向かう。朝の時間帯は所要時間がかかる
 ようで札幌には 8:26 に到着。 札幌駅から地下鉄を乗り継ぎ円山公園駅から大倉山競技場行きの路線
 バスに乗車する。路線バスは円山動物園を経由するが、この日は日曜日であったので小さな子ども連れの
 家族がここで下車した。終点の大倉山競技場は、私が大学を卒業して札幌を離れた時以来初めて来たが、
 観光用リフトや札幌オリンピッックミュージアムもあり、すっかり観光スポットとなっていた。
 せっかくなのでリフトで山頂まで上ったが、ここからは真正面に大通公園が伸びている景色が広がり、
 札幌市内に点在するたくさんのランドマークが一望でき、絶景であった。 日曜日の晴天という事で、
 外国人を含む多くの観光客が押し寄せ、空きリフトがないくらい盛況であった。



   (円山公園駅周辺の散策。 GPSロガーのログデータで実際に移動した場所の軌跡を表示)

 近くの札幌オリンピッックミュージアムは、オリンピックの歴史と感動を身近に体感できる施設として、
 またウィンタースポーツの普及と発展を目的に開設されたもので、1972年冬季オリンピック札幌大会に
 より設立された遺産を今に伝える展示のほか、オリンピック成り立ちの歴史や精神を伝える数々の展示や
 選手たちの偉業を称えるコーナーもあり、見どころいっぱいであった。ジャンプ選手になったつもりで
 オリンピック競技を体感できるアトラクションなどもあったが、今回は遠慮しておいた。
 大倉山ジャンプ競技場は90m級用であったが、札幌オリンピックで印象が強かったには日本選手が金銀銅
 のメダルを独占した70m級ジャンプだったので、この競技が行われた宮の森ジャンプ競技場へも行く事に
 したが、路線バスの便が悪かったので、約2.5km を歩くことにした。途中、うちの娘たちが卒業した
 不二聖心女子学院の姉妹校である札幌聖心女子学院を通り、車道に沿って30分ほど歩いて宮の森競技場
 のバス停があったが、ここから実際のジャンプ台までさらに15分ほど歩く必要があった。
 大倉山競技場とは対照的に宮の森ジャンプ競技場には全く観光用設備がなく、観光客が山頂に上る手段
 は全く提供されていなかった。この日はジャンプの練習をしている人がいたので、こちらは選手育成用
 になっているようである。

  大倉山ジャンプ競技場・宮の森ジャンプ競技場の写真

 宮の森ジャンプ競技場バス停から路線バスにのり地下鉄円山公園駅から大通り駅まで戻る。ここで
 いつものように丸井今井デパートの地下1階で長万部駅名物の「かにめし」を購入し、このデパートに
 菓子メーカーの六花亭の営業店舗があったので、今回はここで家族から依頼があった六花亭のお菓子を
 購入した。札幌駅の四季マルシェでも少しお土産を購入した後、札幌 13:26 発の「特急北斗14号」に
 乗車して帰路に向かう。新函館北斗には 16:58 に到着であるが、同駅 17:26 発の「はやぶさ44号」に
 乗り換える。この列車は停車駅が少ないため、新函館北斗-東京間の所要時間が4時間を切り、東京には
 21:23 の到着となる。このため、23時半頃には自宅に到着する事ができた。


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