3日目(6月26日)
札幌 - 旭川 旭川で駅レンタカーを借りて、サロマ湖を散策後、歌登まで行く。 歌登(泊)
(3日目の行程。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 青色が実際に移動した軌跡。)
3日目行程(佐呂間交通公園、サロマ湖展望台など)の写真
この日は札幌を朝早く出発し旭川へ向かい、昨年と同様に、旭川でレンタカーを借りて1泊2日のレンタカーでの散策をする予定である。
昨年はトヨタレンタカーを利用したが、調査したところ駅レンタカーの方が大人の休日倶楽部会員割引が使えて安かったので、今年は
駅レンタカーの利用となった。 いろいろと検討した結果、この日の宿泊地は枝幸町(えさしちょう)の歌登(うたのぼり)にしたが、1日目は
昨年悪天候であまり楽しめなかったサロマ湖を経由するため走行距離が長くなり、結果的には1日目は2日目に比べ移動時間が多かった。
レンタカーで旭川駅から道央自動車道の旭川鷹栖ICを目指し、ここから道央自動車道を北上し、比布(ぴっぷ)JCT から旭川紋別自動車道に入る。
ここまでは昨年と同じコースで、昨年は途中の上川層雲峡ICで降りて層雲峡へ行ったが今年は旭川紋別自動車道の終点である遠軽瀬戸瀬ICまで
行き、ここから最初の目的地である佐呂間町へと向かう。 佐呂間町の町役場はサロマ湖から少し離れた内陸部にあり、今回の目的地である
佐呂間交通公園へと向かう。旭川駅を出発し約3時間で到着する事ができた。
佐呂間交通公園は、旧国鉄湧網線及び佐呂間駅跡地に作られた市街中心部にある公園で、旧駅舎は鉄道記念館という名の資料館となっており、
ほかに蒸気機関車、郵便車、ディーゼル機関車が設置されている。 なお、資料館と郵便車には鍵がかかっているが、入口に記載されている
連絡先に電話すると鍵を開けて頂け中を見る事ができる。資料館には湧網線に関する資料や鉄道遺産が展示されていたが、私自身大学生時代に
湧網線に乗車した経験があるので、とても懐かしいものばかりだった。 また郵便車の中は郵便物の仕分け用の棚があったが、当時の人達は
現在の電子メールのシステムが想像できたのだろうか、と思ってしまう。
昼食は近くの食堂で蕎麦を食べたが、今年6月下旬に佐呂間町で約38℃の最高気温を記録した事に関し訊いて見たが、暑さに慣れていなく
とても大変だった、との話であった。
(サロマ湖展望台周辺。 GPSロガーを使って、ログデータから実際に移動した場所を表示。 青色が実際に移動した軌跡。)
次は、サロマ湖展望台を目指す。 サロマ湖展望台は幌岩山(ほろいわやま)山頂にあり、サロマ湖全体を見渡すことができる絶景スポットで
あるが、非舗装の細い林道を通る必要がありアクセスがあまり良くない事もあって、穴場的な存在である。
多少リスクはあるが、この日は晴天だった事もあって行く事にした。カーナビの目的地の設定を間違ったため、多少寄り道をしてしまったが、
何とか展望台に到着する事ができた。 山頂の駐車場には4台ほど車が止まっており、四国から来たという若い男2人連れの観光客もいた。
この展望台は標高が高いところにあるためか非常に良い眺めで、展望台から望む大パノラマに思わず目を奪われしまった。
この時は何組かの観光客が来ていたが、皆一様にすばらしい、と感激していた。
狭い林道を下り、国道238号線に出た後は、ひたすら今夜の宿泊地である歌登をめざす。途中の紋別までは昨年も通ったコースであるが、
今回は更に北上し、興部(おこっぺ)を経由し雄武(おむ)へと向かうが、ここも昔、旧国鉄興浜南線が走っていたところで、私も乗車した
経験がある。 雄武駅から北見枝幸駅までは鉄道の計画があったものの結局は実現しなかった路線で、その時はバスを利用した。
今回は北見枝幸まで行かずに手前を左折し内陸部に入り、歌登へと向かったが、今夜の宿泊地の「うたのぼりグリーンパークホテル」では
何故かビジネス客ターゲットの「シングルルーム+ビジネス用の夕食(豪華な料理ではないという意)」というコースがあった。私もこれを
選択したのだが、このような場所にビジネス客が来るのか、と思わず首をかしげてしまった。 ただしホテル自体は天然温泉があり、とても
居心地が良かった。 実際に、当日のこのホテルには地元の方が温泉に入った後に夕食をとる、という日帰りの客が多いように感じた。
旅行記(4日目)
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